2006-01-01から1年間の記事一覧

Pの密室 (講談社文庫)作者: 島田荘司出版社/メーカー: 講談社発売日: 2003/02/14メディア: 文庫 クリック: 1回この商品を含むブログ (20件) を見る

masamasaさん推薦(だったと思う)。探偵御手洗潔の少年時代の話。 いろいろと名探偵コナン並に強引な部分がありながらも、しっかり骨太な本格ミステリ…なのかなぁ。 中編2編だけあって、『暗闇坂〜』や『占星術〜』のような大掛かりな仕掛けを期待するとちょ…

手紙 (文春文庫)作者: 東野圭吾出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2006/10/06メディア: 文庫購入: 19人 クリック: 174回この商品を含むブログ (528件) を見る

映画の評判がとても良いので、読んでみたかった作品。 またまたこれも良かった!やっぱり東野圭吾作品はなかなかクオリティ高い。 序章から手に汗握るような展開で、東野圭吾の感想の度に書いているけど、さすがのストーリー構成。 ほんの出来心で強盗殺人を…

社会人になってから、もう毎年書いているのでいい加減飽き飽きなのだけど、12月に入ってから超絶壮絶に忙しすぎて、とてもじゃないけど日記の更新なんてできない状況でした。というか過去形でなく現在進行形で酷い状況。 今年はまだ書き終わってない本の感想…

分身 (集英社文庫)作者: 東野圭吾出版社/メーカー: 集英社発売日: 1996/09/20メディア: 文庫購入: 9人 クリック: 32回この商品を含むブログ (168件) を見る

久しぶりに東野圭吾。これも良かった! 東野圭吾はあんまりハズレを引くことがないから、安心して読むことができるなぁ。 二人の主人公のストーリーが交互に展開されて、後半に向かって二つの話が収束されていくという、『からくりサーカス』的なストーリー*…

ハリガネムシ (文春文庫)作者: 吉村萬壱出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2006/08/03メディア: 文庫購入: 3人 クリック: 15回この商品を含むブログ (34件) を見る

吉村萬壱の文庫二作目。 『クチュクチュバーン』の肉体的グロテスクのレベルをそのままに、精神的グロまで一緒くたにしたグロ作品。 仕事疲れでグッタリしているときに読むのは結構堪えます…。 おそらく、誰もが持っているであろう潜在的なサディズムを抑え…

世界の中心で、愛をさけぶ/片山恭一

世界の中心で、愛をさけぶ 小学館文庫作者: 片山恭一出版社/メーカー: 小学館発売日: 2006/07/06メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 12回この商品を含むブログ (52件) を見るセカチューセカチュー。 世間ではとても話題になっていたので、以前から読んでみた…

ペルソナ3出版社/メーカー: アトラス発売日: 2006/07/13メディア: Video Game購入: 2人 クリック: 37回この商品を含むブログ (361件) を見る

これは面白かった! 最初に公式サイトが公開されたときは、原画が金子一馬じゃなくて萌え系になってしまっていて「アトラスは終わった」という絶望を感じながらも、店頭プロモーション映像なんかはなかなかカッコ良かったので買ってみたら、相当ハマりました…

簡単に日光旅行記

そういえば夏休みに日光まで旅行に行ってきました。 小学校の時にも修学旅行で行ったことあって、当時は当然、東照宮の歴史的価値やらの「面白さ」は全然判らなかったのだけど、十数年ぶりに改めて行ってみると、当時とは全然違った視点で歴史的建造物を見る…

好き好き大好き超愛してる。 (講談社ノベルス)作者: 舞城王太郎出版社/メーカー: 講談社発売日: 2006/08/08メディア: 新書購入: 2人 クリック: 62回この商品を含むブログ (89件) を見る

待ちに待っていた舞城王太郎のハードカバーから新書落ち。 表題作と『ドリルホール・イン・マイ・ブレイン』 表題作 ネットでの評判が賛否両論どちらもあったので少し心配していたのだけど、しっかり面白いというか、舞城王太郎はやっぱり凄いと思わせる作品…

ブレイブ・ストーリー/宮部みゆき

ブレイブ・ストーリー (上) (角川文庫)作者: 宮部みゆき出版社/メーカー: 角川書店発売日: 2006/05/24メディア: 文庫購入: 3人 クリック: 57回この商品を含むブログ (301件) を見る映画が話題になっているし、ハリポタ好きな嫁にもウケが良かろうと思って、…

デビルサマナー 葛葉ライドウ対超力兵団/ATLUS

デビルサマナー 葛葉ライドウ対超力兵団出版社/メーカー: アトラス発売日: 2006/03/02メディア: Video Game購入: 1人 クリック: 54回この商品を含むブログ (152件) を見るクリアしたのに感想書いてなかった。 女神転生・デビルサマナーシリーズの新作。シリ…

アド街がつくばに来た!…と思ったら

TV

今日のアド街は、僕の第二の故郷(ちょっと誇張)であるつくばの紹介! という話を聞いていたので、外出していたのだけど21時の帰宅になんとか間に合わせて、メシの支度をしつつ嫁とワクテカしていたのだけど、残念ながら紹介されたのは筑波山でした。ション…

ダ・ヴィンチ・コード/ダン・ブラウン

ダ・ヴィンチ・コード(上) (角川文庫)作者: ダン・ブラウン,越前敏弥出版社/メーカー: 角川書店発売日: 2006/03/10メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 63回この商品を含むブログ (692件) を見る嫁が休日暇そうにしていたので買ってきたら、2日で一気に読み終…

空耳アワー面白い

あまりに今更なタイトルなのは承知の上で。 最近は金曜日は大抵が終電帰りになって、で、家に帰ってビールを飲み始めて、丁度気持ちがよくなってきたあたりでタモリ倶楽部が始まるので、なんだか凄く面白く感じる。 で、空耳アワーが毎週あまりに下らな過ぎ…

ナイルレストラン

この前、ボケーっとしながらTVを見ていたら、『嗚呼!花の料理人』という番組がやっていて、 なんか見覚えのある顔が出演していて、誰かと思ったらナイルレストランの店主であるナイルさんとその息子が出演していた! 知っている人(別に知り合いではないけ…

エビちゃんはCG系

TV

意識するまでは全然そんなことなかったのだけど、先日友達が 「エビちゃんの笑顔のあの唇は有り得ない」 と言っているのを聞いてからというものの、CMで見かける度にあの弓形に釣り上がる唇が気になってしょうがないです。 たしかにあの形は有り得ない。あの…

ワイルドライフ 18 (少年サンデーコミックス)作者: 藤崎聖人出版社/メーカー: 小学館発売日: 2006/06/16メディア: コミック クリック: 4回この商品を含むブログ (15件) を見る

小学館漫画賞を受賞したり、ドラマCD化したりで乗りに乗りまくっているようだし、すっかり連載のパターン化が定着して安定しているのだけど、この巻はあまりに酷かったのでメモ程度に書いておきます。 だって、人気漫画なのにあまりにストレートすぎる脱糞系…

青柚子

秋葉原にて、友人とウチの嫁さんと。 昭和通口のオッサン臭い居酒屋が並ぶ通りだったのであまり期待していなかったのだけど、予想以上にとても良かった。 結婚してからというもの、こういうちょっとオシャレな雰囲気の居酒屋ってめっきり行かなくなった(家の…

からくりサーカスがついに終わった

もう散々「長すぎる」と非難の雨あられをモノともせず連載が続いていたからくりサーカスがついに今週のサンデー本誌で最終回でした。ここ数週間の展開はちょっと打ち切り気味で、どうせここまで延命させてやったんだからせめて描きたいことは思う存分全部描…

陽気なギャングの日常と襲撃 (ノン・ノベル)作者: 伊坂幸太郎出版社/メーカー: 祥伝社発売日: 2006/05/01メディア: 新書購入: 4人 クリック: 40回この商品を含むブログ (487件) を見る

陽気なギャングシリーズ第2弾。 前作と同じく、成瀬・響野・久遠・雪子の4人がダラダラと会話したり人助けをしたり。 相変わらず田中の発明が便利すぎたり、全員の能力を使いこなし切れていなかったり、前作と比べて4人の行動の動機が強引だったりでツッコ…

町長選挙作者: 奥田英朗出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2006/04/17メディア: 単行本 クリック: 27回この商品を含むブログ (268件) を見る

伊良部先生シリーズ第三弾。 いつも通りの形式の連作短編。 もうすっかり安定モードでの続刊かと思いきや、表題作の『町長選挙』は、これまでの作品と比べてちょっと異色。 このシリーズは基本的に「主人公が自分の職業を続ける上では致命的で、しかも珍妙な…

終末のフール作者: 伊坂幸太郎出版社/メーカー: 集英社発売日: 2006/03/24メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 91回この商品を含むブログ (517件) を見る

3月に発売した伊坂幸太郎の新作。 3年後に地球に小惑星がぶつかって終末が来ることが分かっている人達の、絶望とか悲哀とか厭世とか希望とかを書いた連作短編集。 これは良かった!久しぶりに伊坂幸太郎は凄いと思った作品。 「避けることの出来ない終わり」…

もやしもん(3) (イブニングKC)作者: 石川雅之出版社/メーカー: 講談社発売日: 2006/05/23メディア: コミック購入: 10人 クリック: 93回この商品を含むブログ (454件) を見る

今年の初めに1,2巻を買って大ハマリしているマンガの第3巻。 『究極超人あ〜る』、『動物のお医者さん』、『あずまんが大王』に続いて*1、個人的にかなり楽しめる、まったり系学園モノです。 割と科(化)学系なネタが多くて、「マンガを読んで勉強もしちゃ…

本末転倒な話

ちょっと前に、TVでこんなドキュメンタリーっぽい番組をやっていた。 Aさんは酒蔵の杜氏。社長からの信頼も厚い Aさんの弟は過労で倒れたことがあり、それ以来ずっと体調が悪い Aさんは考える。何か弟にしてあげられることはないか そうだ!酒蔵で最高の黒酢…

首都圏ではちょっと話題の、スウェーデン製家具店 IKEA*1に嫁さんと行ってきました。 開店が4月24日だったらしく、最初の週末+GW2日目というのがあって、ムチャクチャに混んでいました。入場規制で1時間くらいは入れなかった! で、ようやく店内に入れたと…

永遠の出口/森絵都

永遠の出口 (集英社文庫(日本))作者: 森絵都出版社/メーカー: 集英社発売日: 2006/02/17メディア: 文庫購入: 4人 クリック: 103回この商品を含むブログ (151件) を見る巡回している書評サイトで凄く評判が高かった森絵都の作品が文庫化されていたので購入。 …

99%の誘拐/岡嶋二人

99%の誘拐 (講談社文庫)作者: 岡嶋二人,西澤保彦出版社/メーカー: 講談社発売日: 2004/06/15メディア: 文庫購入: 6人 クリック: 103回この商品を含むブログ (253件) を見る古い作品なのだけど、少し前にやたらと本屋でピックアップされていた本。 大学の頃の…

リアルワールド/桐野夏生

リアルワールド (集英社文庫(日本))作者: 桐野夏生出版社/メーカー: 集英社発売日: 2006/02/17メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 10回この商品を含むブログ (74件) を見る久しぶりに桐野夏生。他にあまり読む本がなかったときに、適度なボリュームの文庫本…

7日目

楽しかった旅行もついに最終日。あっという間だった。 この日は午前にホテルを発ってウィーン国際空港に向かう予定だったのだけど、それだけではさすがに勿体無いので、もう少しだけウィーンを満喫するために、普段は絶対しない早起きをして、市立公園へ。 …

6日目

ウィーンでの1日。まずはシェーンブルン宮殿へ。 宮殿そのものの内部は撮影禁止なので撮れなかったのだけど、これまたとてつもなく広大で豪華。メルクの大修道院と違って、当時の家具がそのまま置いてあったので、生活を肌に感じることができてとても良かっ…