ペルソナ3出版社/メーカー: アトラス発売日: 2006/07/13メディア: Video Game購入: 2人 クリック: 37回この商品を含むブログ (361件) を見る

これは面白かった!


最初に公式サイトが公開されたときは、原画が金子一馬じゃなくて萌え系になってしまっていて「アトラスは終わった」という絶望を感じながらも、店頭プロモーション映像なんかはなかなかカッコ良かったので買ってみたら、相当ハマりました。


プレイしてみると、戦闘のシビアさや合体なんかがやっぱりメガテンシリーズで、システム的には問題なくすんなり入り込めました。で、気になっていた絵も、慣れてしまえばこれはこれでかなりアリだったり(というか、ちょっとこれまでのシリーズと違うストーリー展開で、終わってみればこの原画の方が合っていたと思えたり)して、非常に良かった。音楽もこれまでのデジロック調な激燃え音楽から一転、ヒップホップだったりミクスチャーだったで、これもなかなかアリ。


ファンとして嬉しかったのは、レベルが上げやすかったこと。
昔のメガテンは、高レベルになってくるとレベル上げがムチャクチャに辛くて、高レベルな仲魔を召還するには相当に時間をかけなければいけなかったのだけど、真3あたりからかなり上がりやすくなってきて、近作はバッチリ最強のペルソナを造ることができました。


肝心のストーリーは、一昔前のアニメみたい。
アニメなんて殆ど見ない嫁さんが横で見ていて「なんかエヴァンゲリオンみたいね」とか言ってくるくらいに似ています。他にも、何かの学園モノでよく見かけるようなシーンも沢山。でも、上手くパクっている分面白いというのは事実で、エンディングまでストーリーが気になってしょうがないくらいには楽しめた。ベタだったけど。しかもクリアタイム98時間って絶望的に長いけど。


あと、コミュニティを成長させるシステムはサブストーリーがどれも魅力的で良かったのだけど、一部のギャルゲー要素は要らなかったと思います。女の子が主役のコミュを薦めていると、隣から恐ろしいプレッシャーを肌で感じることができました。


ライドウ*1も面白かったけど、多分こっちの方がオススメできる一作。