ドラゴンクエストVII エデンの戦士たち/SQUARE ENIX
- 出版社/メーカー: スクウェア・エニックス
- 発売日: 2013/02/07
- メディア: Video Game
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「最初のイベントが4時間くらいかかってそれまで戦闘なし」とか「石版探すのがダルすぎてくじける」とか「フリーズする」とか事前の評判がいろいろアレだったから心配していたけど、どうやらその辺りは改善されているようで、なかなか快適にプレイできました。
石板を集めていろいろな石板世界を冒険するうちに、世界の謎がどんどん解かれていくという展開がかなりアツい。
だんだん見えてくる黒幕や、それと戦う勢力の物語の出し方が絶妙で、本当によく練られてるシナリオだと思う。
最後まで一気にプレイしきれる面白さ。素晴らしい。
転職システムはVIを踏襲した感じ。上位職のゴッドハンドやてんちらいめいしとかは、ちょっとどうかと思うネーミングだけど、ちゃんと強力なとくぎを持っていて、転職した瞬間はかなり燃えた。
でも、そもそも転職できるようになるまで20時間くらいかかって相当ダルいし、転職できるまでは戦闘が本当に苦しい(特に転職前のダンジョンがクソ長い)から、そこで諦めちゃった人の評価は厳しいと思う。ここはもう少し改善してくれても良かったんじゃ……
クリア後ダンジョンや、モンスター集め、スタンプ集めなんかのやり込み要素も満載で、かなり長く遊べそう。
ドラクエIXライクの石板ダンジョンなんかも、ダルいレベル上げをこなすのに丁度良い感じの内容。
良作でした。
のぼうの城/和田竜
- 作者: 和田竜
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2007/11/28
- メディア: 単行本
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うーん、不完全燃焼……。
石田三成の軍勢が「いくらなんでもこれは…」な感じでボンクラすぎたり、戦の終わり方が微妙だったりと、不満が残る内容。史実をもとにしているのだから、物語のためにわざと敵方をボンクラに書いたとは思わないでおこう。
たびたび作中で語られる「のぼう様の底知れない将器」も、うまく伝わってこなかった(ラストの、三成への条件提示だけは格好良かった)し、そもそもボンクラの三成が「こいつは凄い」って言ってもあまり説得力がないんだよなぁ。
あと、映画版のプロモーションでTV特番をやっていて、だいたいイメージ通りのキャスティングだったのに、野村萬斎だけは激しく合わない。もうちょっともっさりしたオッサンにしないとダメな気が。まあ、もっさりしつつも底知れない雰囲気なんて、芸能人でもそうそういないだろうから仕方ないのだろうか。あと、それで本当に冴えないオッサンが主役を張っても華がない映画になってしまうから、それはそれで誰も望まないのだろう。
中華そば/もちもちの木
大久保の人気魚介系中華そば。一度は行ってみたかった人気店シリーズ。
超・魚介系と行っても過言ではないスープ(それでも新宿の凪*1には及ばないけど)なので、好みは分かれそう。
僕はとてもウマいと思った。穂先メンマの柔らかさとかも良い感じ。だけどスープが熱い。すごい熱い。美味しいという記憶が上書きされるくらいに熱い。食べ終わってからしばらく口の中が火傷したみたいな感じになった。でもウマい。
あと、店内が完全にジャズバーな雰囲気なのでとてもラーメン店っぽくない。最初、入る店を間違えたんじゃないかと思うくらいにラーメン店とかけ離れた雰囲気です。うーむ、なんだか落ち着かない。
ということで、雰囲気やスープの熱さはアレなのだけど、とてもウマかったです。また行きたい。
あと、明星から出ているカップ麺「地域の名店シリーズ」のこの店の味も、カップ麺にしてはとてもウマい。本家の味は再現できていないものの、これはこれで出汁が効いていて良い感じです。本家はエグすぎると感じる人も、カップ麺の方なら美味しく食べられるかも。
- ジャンル:ラーメン
- 住所: 新宿区北新宿1-4-1 アルマビル B1F
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- (写真提供:cocotara-chan)
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ブレイブリーデフォルト/SQUARE ENIX
- 出版社/メーカー: スクウェア・エニックス
- 発売日: 2012/10/11
- メディア: Video Game
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最初はストーリーも正統派かと思いきや、途中からの展開はすごい今風というか、上手く考えたというか、とりあえず意表を突かれたのは確か。なかなか良かった。特にクリスタルを解放するときだけ何故か連打ゲーになるのはこういう仕掛けがあったからなんだと後で納得。エアリーが絶対にクロだと分かっても、「え?いいの?」と思わせるには充分な間の作り方だった(ネタバレにつき反転)と思う。面白い試み。
問題は、ストーリーの展開上は仕方なかったものの、激しくダルい。「ああ、これ何度めだっけ?」みたいな作中の登場人物と同じようなことを思いながらプレイしてました。
ゲームの難易度はかなり大味。攻略法を掴まないと途中からかなり進めるのが厳しくなるけど、掴んでしまうとラストまでほぼそれ一本でクリアできてしまう。「黄泉送り」を覚えたらあとはレベル上げは消化試合でしかないし、LV99になればだいたいラスボスも隠しボスも倒せてしまうし。
50時間弱でクリアしたものの、それ以上のボリュームを感じさせる内容。
キャラクターへの愛着もそれなりに湧くし、良作だったと思います。
ゲームばっかりしてなさい。-12歳の息子を育ててくれたゲームたち-/浜村弘一
ゲームばっかりしてなさい。-12歳の息子を育ててくれたゲームたち-
- 作者: 浜村弘一
- 出版社/メーカー: Gzブレイン
- 発売日: 2012/09/27
- メディア: Kindle版
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子どもとの理想的な関係づくり。
僕自身がたくさんゲームをしているから、おそらく我が家の子どももゲームにハマるはずで、浜村さんのところのようにゲームを通じて(もちろんゲーム以外も通じて、というのが理想だけど)いろいろな経験をできると良いなぁ、と思った。
単行本自体の発行が2007年で、プレイされているゲームやトピックはやや古いものの、それがまた懐かしさを誘って良かったり。
ドラクエ5はやっぱりどの世代にも愛されるゲームだよね。
和牛ビーフカレー&和牛ビーフハヤシ/肉の万世
肉の万世新宿西口店のカウンターコーナーにて。
クイックと謳うだけあって、オーダーから料理が出てくるまでものすごく早い。たぶん1分以内。神速。
そしてカレー(左写真)がウマい。肉の旨味と、程よい辛さのベストマッチ。
食べた瞬間は「うーん普通かなぁ」と思うものの、食べてるうちにだんだんクセになってくるような味わい。
食べ終わったときには「おかわり!」と言いたくなります。
味だけで考えればもっとウマいカレーは世の中に数あれど、値段・早さ・味のバランスを考えるとなかなかレベルが高いかと思います。
急いでるときにパッと立ち寄って「ウマい!」と思ってすぐに立ち去れる、そんな便利なカレー。
で、『流星の絆』*1を読んで以降、ハヤシライスにもおおいに期待してしまうのですが、こっちは普通だったので残念。
ルゥの味が割と濃くて、せっかくの肉の旨さを殺してしまっている感じ。これなら家で作るハヤシライスとあまり変わらない気がする…。
この店はカレー一択だなぁ。
ケリ姫クエスト/GungHo Online Entertainment, Inc.
第二弾がリリースされて、そういえばまだ第一弾のレビューをしていなかったな、と思って。
なぜかお姫様が臣下の兵士を蹴っ飛ばしてモンスターにぶつけて倒しながら道中を進むゲーム。
ゲームシステムは『angry birds』に育成要素をプラスしたような感じ。
序盤はガンガン蹴ってぶつけるだけのシンプルかつ爽快な操作でステージクリアできるものの、それを過ぎると、モンスターの体力が上がって、各キャラクターの技を発動タイミングや、キャラクターを蹴る順序を綿密に練らないとなかなかクリアできなくなる。お金(リアルマネーの方))を使うと、そういったテクニックが必要になる部分をある程度力押しに置き換えたりコンティニューすることができたりして先に進めるので、課金導線の作り方が上手いなぁ、と思ったものです*1。
それでも頑張ってレベルを上げたりするとクリアできる絶妙なゲームバランスで、かなり後半まで遊べた*2ので、無課金でもなかなか楽しめました。
あと、課金の部分は今年話題になったコンプガチャ方式だったので、途中でシステムが変えられてた。
ただでさえお金がかかるレアガチャから数%の割合でしか出ないアイテムを5個揃えたら超レアアイテムが手に入る(キャラクターのステータスをMAXにするにはそのアイテムが必要で、その成長モデルもあざといと思った)とか、アホらしくてやってられん、と思ってたら案の定規制されてて笑った。