ポケットモンスターXY/任天堂
- 出版社/メーカー: 任天堂
- 発売日: 2013/10/12
- メディア: Video Game
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- 出版社/メーカー: 任天堂
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昔はポケモン集めるのが楽しかった覚えがあるのだけど、初代の151種類から600種類以上に増えてて「こんなの集めてられるか!」ってなって、普通にクリアするところまでしかやらなかった。タイプも増えてて、相性の関係を覚える前にクリアしてしまったから、きっと本当の面白さの数割くらいしか理解してないところなんだろうなぁ。
というか、最近の小学生はこんな複雑なものを覚えるのか。末恐ろしい…。
あと、最初のパートナーにフォッコ選んだ。フォッコかわいいな!→進化してテールナーになっても女の子らしくなってかわいいじゃないか!→マフォクシーに進化したら全然かわいくない……orzってなった。ピカチュウ→ライチュウもそんな感じで、なんか進化させたらダメなのではなかろうか。あと、散々かわいいとか言っておいて、よく見てみたら♂だったのでいろいろと良くない。
真夏の方程式/東野圭吾
- 作者: 東野 圭吾
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2011/06/06
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うーん、佳作ではあるものの、このシリーズでやる必要があるテーマだったのかなぁ。
これまでのシリーズと違って、湯川先生じゃなければ解決できないトリックではなかった気がする(そういう意味では、『容疑者χ〜』なんかもあまり科学ネタのトリックではなかった)し、子ども嫌いな湯川先生が恭平くんにご執心だったのが違和感ありまくる…。
あと、「過去の事件」の方の犯人の行動は、ちょっと疑問だった。実の娘を守るためとは言え、生まれてから会話したこともないのに、殺人の容疑を被る(ネタバレにつき反転)っていうのはちょっと無理だよなぁ…。
真・女神転生IV/ATLUS
- 出版社/メーカー: アトラス
- 発売日: 2013/05/23
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今回の舞台は東京ではなく東のミカド国という中世ヨーロッパ風な国。そこでサムライ衆に選抜された主人公が悪魔討伐に向かって…という、これまでのシリーズ作とは少し異なった展開。…と思いきや、5時間くらいプレイしたらしっかりこれまで通りの展開になった!神と悪魔の代理戦争に巻き込まれたり、その中で人間サイドが足掻いたりと、テーマの重厚さは相変わらず素晴らしい。展開のアツさはIIIの方が良かったものの、ナンバリングタイトルとして恥じない内容でした。あと、「人間農場」とか「家畜人間」とかやめてくれ…
システム面は洗練され過ぎて、合体の試行錯誤の必要がほぼ無くなった。
スキル引き継ぎが任意になったり、合体が検索合体になったり、これまで何度も選択⇒キャンセルを選んで悩んでいたものが無くなったのは、楽になったようで、「やっと理想の仲魔に仕上がった!クソ強ぇぇぇ!」というカタルシスが無くなってしまったので少し淋しかったり。
仲魔にスキルを教えてもらうウィスパーシステムはなかなか面白かったです。有用なスキルを持った仲魔を手に入れると自分も強化されるというお得感。
難易度はかなり高め。ザコ戦でも開幕後のターンでいきなり全滅とか、ボス戦で死にまくりとか、これまでのメガテンシリーズもエグかったけど、今回はさらにキツかったです。特に序盤のミノタウロスとかメデューサあたりは、こっちのスキルが揃ってないのに無茶苦茶な攻撃をしてくるものだから、本当にアイテムを駆使しての総力戦でした。後半までいくとクソ強力なスキルを手に入れたりするから簡単にはなるのだけど。久々に歯ごたえのある内容でした。
もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら/岩崎夏海
もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら
- 作者: 岩崎夏海
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2009/12/04
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小説だと思ってたらドラッカーの『マネジメント』本のサマライズ&ケース適用本だった。
原著は読んだことないけど、おそらく割と難しいであろう内容を上手くまとめたな、といった印象。
問題の発生とそれに対する取り組み方についてあまり触れられていないから、まあ「いいとこ取り」なイメージは拭えない。
小説としてはまあ、予定調和ながらもちゃんと最後まで物語として完結して書かれてるので良いんじゃないでしょうか。
嫁さんが先に前情報無しに読んで「あの、野球部のマネージャが間違って本を買っちゃうやつ、面白いね」って言ってたのがちょっと微笑ましかった。
マドンナ・ヴェルデ/海堂尊
- 作者: 海堂尊
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2013/02/28
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『ジーン・ワルツ』のBサイド的な話。物語のもう一人の主人公、山咲みどりにフォーカスされた内容。
『ジーン・ワルツ』が妊娠・出産の怖さや、それに対する日本の医療の取り組み方に問いかける内容だったのに対して、こちらは随分と情緒的な内容。「親」って一体なんなのだろう?と思わせる。曾根崎先生は酷い娘だな、とか思ったけど、これは自業自得だよなぁ、と思ってしまってあまり同情できないなぁ。主人公もいろいろ酷いけど、なんだか最終章でちょっと良い話的にまとまってうやむやになってしまった感はある。
氷菓/米澤穂信
- 作者: 米澤穂信,上杉久代,清水厚
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 2001/10/28
- メディア: 文庫
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主人公が高校入学後に姉の薦めで入った謎の部活「古典部」にまつわるエピソード。人の死なないミステリで、長編ながらも連作短編っぽい感じであっさりしていて読みやすい。謎解きのスケールは小さいものの、ディベート場面の運び方が上手くてなかなか楽しめました。
でも文章とか台詞回しがすごくラノベ。というか上遠野浩平的。
特に「灰色〜」のくだりなんかは、もろに『ブギーポップ』だよね、と思った。中二力がかなり高い。
ラノベ的な感じだけど、『インシテミル』とか『このミス』常連なのね。他の小説も読んでみようかな、と思わせるくらいには面白かった。
テラフォーマーズ/橘賢一,貴家悠
- 作者: 橘賢一,貴家悠
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2012/04/19
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Kindle版が発売されたから購入。
超進化したゴキブリと人間の闘い。
これは面白い!久々にマンガを読んで血が滾るようなアツさを感じた!
クソ格好良い演出と、予想のつかない展開のベストミックス。大活躍してる登場人物が、ページをめくるといきなりゴキブリに殺されてたりする(しかも大抵がグロい死に方。あっさり死んだけどシーラ(ネタバレにつき反転)はそれでもまだマトモな死に際が描かれたなぁ…)から油断できない。だからこそページを捲る手に緊張感が走って、それがまた良いのです。
でも、戦闘はけっこう大味。ボコボコにされるかボコボコにするか。しかも人間サイドは人数制限アリな上にボコボコにされる=死だから、基本的に絶望的な状況が続くのが怖い。今、一番続きが気になるマンガ。早く電子書籍版が紙媒体のコミックスに追いついてほしいです。