真夏の方程式/東野圭吾
- 作者: 東野 圭吾
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2011/06/06
- メディア: ハードカバー
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うーん、佳作ではあるものの、このシリーズでやる必要があるテーマだったのかなぁ。
これまでのシリーズと違って、湯川先生じゃなければ解決できないトリックではなかった気がする(そういう意味では、『容疑者χ〜』なんかもあまり科学ネタのトリックではなかった)し、子ども嫌いな湯川先生が恭平くんにご執心だったのが違和感ありまくる…。
あと、「過去の事件」の方の犯人の行動は、ちょっと疑問だった。実の娘を守るためとは言え、生まれてから会話したこともないのに、殺人の容疑を被る(ネタバレにつき反転)っていうのはちょっと無理だよなぁ…。