ナルニア国物語

ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女 [DVD]

ナルニア国物語/第2章:カスピアン王子の角笛 [DVD]

ずっと前の地上波で放送を録画していたのをようやく観ました。

うーん、なんというか、やっぱり良くも悪くも子ども向けの内容だ。

ワードローブの向こうに広がるファンタジー世界。半身半獣の不思議な生物、喋る動物、剣と魔法の世界、魔女の放った刺客から逃げながら伝説の王に会いに行く展開と、子どもがワクワクするようなネタが満載。小学生のころに観たらきっとかなり楽しめたのだと思います。

ただ、もの凄い唐突なご都合主義展開とかは、やっぱりいただけない。
なぜか突然サンタクロースが登場して魔法のアイテムをくれるとか、意味不明だし。このあたりは、映画にするにあたってハリポタみたいに原作の細かい内容がスポイルされてしまった結果なのだろうか。

2作目はそういったファンタジー要素も薄れて、人間同士の戦争っぽい感じの内容になってしまってさらに微妙。昨日の敵は今日の友的に、一昨目の敵モンスターと共闘するあたりは胸がアツくなる展開ではあるものの、なんかそれ以外はあまり印象に残ってなかったりします。
テルマール人はラテン系の濃い顔の人が多いなかで、なぜかカスピアン王子だけは凄いイケメンで違和感があった…

映像は素晴らしいので、あまり細かいところを気にしなければ楽しめたと思います。