刀語/西尾維新

西尾維新はまだ戯言シリーズと週間少年ジャンプの『めだかボックス』しか読んでないものの、意外と嫌いではないので録画して見てみました。
『大河アニメ』とか銘打たれてるだけあって、結構クオリティは高い気がする。
でも、嫁さんからは「絵が気に入らないのとヒロインの子の声がキンキンするから一人で見てね」って突き放されてしまったのである。


戯言シリーズみたいにミステリ仕立てにする必要もなく、『めだか〜』みたいな少年漫画らしさを出す必要がないので、末期の中二病患者である西尾維新西尾維新らしさが全開に出されてるストーリーなんだぜ*1


いちいちツッコミどころが多いのは狙ってやってる節があるので触れないでおこうと思ったけど、あえて釣られてツッコミを入れておこう。
「その十二本の刀は絶大な力を誇る。持っていれば一国を支配できる」⇒そんな刀の一本を持った敵キャラが登場する⇒「俺は剣客じゃなくて忍者だからな。忍術でお前を殺す!」⇒それに対して主人公も「剣術の才能が無い」とかいう理由で拳法で闘う
……西尾維新がどういう思考回路でこういう発想になったかを知りたい。


あと、殺陣のシーンがもっと多いかと思ったら、全体の7割くらいがテンションの低い淡々とした会話で構成されたシーンだった。
会話も西尾節が利いていて分かりにくかった。一文が長いんだよ…。


まあ、とりあえず月イチなので毎週見る必要ないし、録画して追ってみることにしよう。

*1:最近は『めだか〜』も結構酷い。十三組の人達がたくさん登場したあたりから