シドとチョコボの不思議なダンジョン 時忘れの迷宮DS+/スクウェア・エニックス
- 出版社/メーカー: スクウェア・エニックス
- 発売日: 2008/10/30
- メディア: Video Game
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何はさておき、オープニングムービーでチョコボが普通に乗り物に乗ってるのに相当違和感がありました。だってチョコボ自身が乗り物のはずなのに、何故か人間様が運転してる車の助手席に座ったり、自分で飛空挺の運転したりしてる。チョコボすげぇ。
あと、街のみんなが「チョコボさん」って呼んでてなんか笑えた。チョコボって確か固有名詞じゃないよね?
さてさて、この手のゲームはバランスが気になるところですが、基本的にはヌルかったです。
ダンジョンで死んでも装備していたアイテムは消えないし、そもそも不思議のダンジョン系に付き物の「食らったら連鎖的に死に繋がる」系の攻撃やら、「食らったら装備消滅」系の攻撃やらが無いので、よっぽどムチャしない限りはそう簡単には死にません。脱出系のアイテムも割と簡単に手に入るので、基本的に「最後の1ターン」さえ残しておけば無事に帰還できるのです。
ユーザ層を考えれば『シレン』や『jnethack』みたいなシュールに死にすぎるゲームだったりするときっとヒくので、需要と供給的には丁度良いのだと思います。
装備の強化は、『シレン』以降の不思議のダンジョン系よろしく、色々なアイテムの能力合成と強化が主。
結構多彩な能力があるので組み合わせを考えるのは結構楽しげ。装備の+値がかなり顕著に攻撃力に反映されるから、かなり強化意欲が刺激されます。
クリア後限定の強力な武器とかもあるので、それもなかなか楽しい。
ストーリーは、まあ何と言うか……有りがちな感じ。ラファエロの正体とかバレバレだしね。
それなりに楽しめるそれなりのゲームだと思いました。