スピード・レーサー
- 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
- 発売日: 2008/11/19
- メディア: Blu-ray
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映画館で観逃したのでレンタルしてきました。
ウォシャウスキー兄弟による『マッハGoGoGo』の実写化。元ネタは古すぎてさすがにあまり知らないのだけど、それでも充分に面白すぎる内容だったッ!
映像はかなり凄かった。物凄いスピード感。レース中の車での格闘(?)もスピード感溢れていて、観応えたっぷりでアドレナリン出まくる。あまりにスピーディで終盤のレースシーンはは何が起きてるか良く分からなかったくらい(駄目じゃん)。
あと、原色使用しまくりの独特の色彩感覚がかなりCOOLで目がチカチカしたんだぜ。
車へのこだわりも素晴らしい。
改造されたマッハ号の解説とか超燃える。ジャンプとかカッターとか、もうそれレースじゃねーよ、って思った。
ドライバーを殴りつけるハンマーが搭載されてる車とかもあったりして笑った。
まあ、元ネタが古いだけあってストーリーも陳腐な感じではありました。だが それがいい!
勧善懲悪的な分かりやすい話っていうのは好きです。少年漫画的な分かりやすさはアツさにも繋がるし。
でも謎の覆面レーサーXの正体は、序盤からあまりに伏線張り過ぎててバレバレなのは酷い。
監督の遊び心が満載だったのもツボだったなぁ。途中のニンジャとか、カンフーシーンとかどう考えてもストーリー展開上要らないのに、完全に監督の趣味で挿入されてるし。レーサーがカンフーで銃持ったギャングを殴り倒すとか有り得ない。
ということで、個人的には相当にハマれた作品。「映像だけは超A級のB級映画」と言えばいいのかな。
こういう作品が大好きなのは僕だけではないはず。オススメ。