4日目

トンレサップ湖


遺跡観光からちょっと趣向を変えて、この日は東南アジア最大の湖トンレサップ湖へ。
雨季と乾季で何倍も大きさが違う(MAXで琵琶湖の15倍(滋賀県よりデカい))とか、水上村があるとか、冒険心をくすぐられるんだぜ!
写真は湖への道中に撮ったもの。まだ地面が見えるけど、あと一ヶ月もしないうちに水没するらしい。



ウワサの水上村水上学校とか水上教会とかもありました。
見ての通り、ドアとか全然なくて防犯って概念は無いっていうか、そもそも電気が通ってないんだから、夜は真っ暗で泥棒なんてできねー。
あと、水上屋台とかがあって、DS版やGC版の『ゼルダ』を思い出します。



湖なのに前方は見渡す限りの水平線。もう少し沖まで行くと、多分本当に360°水に囲まれると思う。



観光客向けの施設(当然水上施設)に行くと、湖で獲れるナマズやらワニやらが。
この施設のトイレが当たり前に湖に直流しな感じで、衛生的にどうなんだろうと思った。

オールドマーケット


自由行動時間はルモー(タイでいうところのトゥクトゥク)でオールドマーケットに移動。
運転手の兄ちゃんが商魂たくましすぎる。「本当は片道3ドルだけど帰りも乗るなら往復5ドルにしてやるよ。何時に帰るんだい!?」とか早口の片言英語で散々言われる。帰りは必要ないって言っても「オールドマーケットじゃ流しはいないから帰れなくなるぞ!」とか「じゃあ明日はどうだ?どこか出かけないのか?」とかしつけーーーー!!つーかそもそも3ドルって時点で相場越えてるじゃねーか馬鹿!



オールドマーケット近くのクメールキッチンとかいう定食屋みたいなところで昼食。
アモックと海老の炒め物。どっちもウマいし安い!一品3ドルでこれだけ美味しかったらかなり満足。



オールドマーケット到着。観光客向けブロックは写真のような感じで、道の両端に所狭しと雑貨屋が並んでいます。怪しげな手作りバナナキャンディーとか、クロマーっていう布製品とかを売ってる店の店員が、観光客を見ると「ヤスイヨー。オニサンオネサン見テッテー」とハイエナのように寄ってくる、生き馬の目を抜くような空間。
そもそも交渉して値切るのが前提の値段設定だからやたら高い。
財布にあんまり金が全然入ってないから無理矢理値切って「15ドル⇒8ドル」で買ったら、別の店ではほぼ同じものが値切らなくても8ドルだったりしてよく分からない…。あと、値切るときにリエル(カンボジアの通貨)を使おうとしたら「そんなはした金!」みたいな事を言われて凄く嫌そうな顔された。地元民にも敬遠される通貨って問題あるんじゃなかろうか。


観光客向けブロックは食べ物殆ど売ってないのだけど、地元民向けブロックから漂ってくる匂いが臭すぎる。トンレサップ湖で獲れた魚の干物や、魚醤のような調味料の臭いが充満してて、しかも蒸し暑いものだから物凄い香ばしさ。最初は実家の方の江ノ島の匂いに近かったから「あ、懐かしい」って思ったけど、しばらくいると江ノ島の何倍も臭い感じがして気分が悪くなってきた。



オールドマーケット散策に疲れた(あまりの暑さに熱射病になりかけた)ので、カンボジア伝統のお菓子を作っている場所を見学。お姉さんが簡単そうに作ってるので嫁さんと一緒に試させてもらったら、二人とも惨敗。うーん、職人技だ。


ということで、3泊5日の旅で今回は短めだったのでこれにてカンボジア編終了。
今回の戦利品は↓こんな感じです。

相変わらず多すぎ。