スパイダーマンTM3 デラックス・コレクターズ・エディション(2枚組) (初回限定豪華アウターケース付) [DVD]出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント発売日: 2007/10/17メディア: DVD購入: 2人 クリック: 41回この商品を含むブログ (121件) を見る

ようやくシリーズ全部観ることができました。
一応、3までで伏線なんかも全部消化して、話の区切りとしては丁度良い感じ。


こういうアクションモノは大好きで、3作通して戦闘シーンの映像は超凄いのだけど、空中戦なんかはほぼ完全にCGで、「これなら実写じゃなくてもいいんじゃない?」とか思いました。
マトリックス』なんかも、何だかんだで戦闘シーンが燃えたのは1,2作目で、3作目なんかはギャグになってしまったからなぁ…。何事もやり過ぎは良くない。


原作が古いこともあって、ストーリーとしては割とステレオタイプ。だがそれが良い!
まあ、分かりやすくて3作通して燃える展開。3作目ラストのハリーとのタッグ戦(ネタバレにつき反転)は、ちゃんとシリーズ全作見てるとかなりアツいぜぇー!
ただ、ヒーローものによくありがちなご都合主義ではあるのだけど、それにしてもヒロインのメリージェーンが酷い目に遭いすぎ。毎回必ず敵に攫われたり、雨の中何故かノーブラで歩いているところを暴漢に襲われそうになったり。で、毎度ギリギリのタイミングでスパイダーマンが颯爽と登場して彼女を助けるワケですよ。今時子供でもそんな展開喜ばねぇ!


というか、子供がそういう展開で喜ばないのは、メリージェーンがヒロインなのに何故か全然カワイくなくて美人でもなくて、オマケに作中では色々な男の間をフラフラしてるビッチだからだと思う。メリケンの映画にももう少し「萌え」という文化は必要です。


あと、シリーズ通してJJJ編集長が面白すぎる。
シリアスな展開に胃もたれ気味のときでも、彼が登場すると凄く和みます。


あとあと、会社とかで言ってみると意外とみんな知らないのだけど、監督はかの有名な『死霊のはらわた』シリーズのサム・ライミ監督。作品のギャップが有りすぎて笑える。

ということで、なかなか楽しめたシリーズ。
アクション映画が好きならまずハズレにはならないかと。