5日目

保養地バート・イシュルを発って、更にウィーンへ向かう日。



まず立ち寄ったのはメルクの大修道院
「大」と冠するだけあってさすがに超広大。現在でも修道院として使われる他に、高校やら図書館を擁しています。
写真は修道院の門。ここから修道院の礼拝堂まで、あと2つくらい門をくぐらないと辿りつきません。



ようやく見えてきた礼拝堂の屋根。近くにあるように見えますが、手前にある建物の奥の奥くらいにあります。



修道院内部は展示用に改装されてしまっていました。うーん、古い姿そのものを見たかったのだけどなぁ。
写真は、当時の大司教が着ていた法衣。重さが20kgもあるんだとか。動けん。



大理石の間。一面大理石で超豪華!…と思わせておいて、実は石にマーブル模様を描いたレプリカらしいのです。本物そっくりにマーブル模様を描く方が、実際に大理石を使うよりもお金がかかるそうで、だったら最初から大理石を使えばいいじゃないか、と思った。
壁・床も見事ながら、天井のフレスコ画が凄い!この部屋そのものが相当に広いのだけど、その天井一面に見事な絵が描かれていて、圧巻です。



図書館。凄い量の蔵書。修道院生は普通に利用できるらしい。
ちょっと見づらいけど、この部屋の本は全部革張りに金の刺繍で統一されていて、よく盗まれないなぁ、と思った。


メルク大修道院の前庭にあるレストランで、オーストリア名物料理ウィンナーシュニッツェル*1を食べてからドナウ川クルーズへ。天候は良好……と思っていたら、にわか雨が!
ということで、以降の写真はちょっと天気が悪いです。



クルーズ中は、メランジェ*2を食べに行ったのだけど、これがまた超絶に美味しい。しっかりと肉が煮込まれていて、口の中でとろけるのです。
ちなみに、飲食店で写真を撮るのはなかなか勇気がいるので、残念ながらあまりありません。

*1:仔牛のカツレツ

*2:カプチーノのようなコーヒー。泡立てた生クリームが入っている)を飲みながら優雅に川辺の街を眺めることができるのです。 中には、写真のような超歴史的な教会や城砦のようなものが見えて、かなり興奮。 デュルンシュタイン村の船着場で降りて、またバスでウィーンへ。 デュルンシュタインの青い教会はとても綺麗です。あと丘の上に見えるのは、その昔リチャード獅子心王が幽閉されていたという古城。どっちも行ってみたかった。 夕方にウィーン到着。以降は自由行動。 まだ食べていなかったオーストリア名物料理のグーラシュ((ハンガリー風シチュー