ジャンプ2005年02号のミスフルは、作者の気が狂ったとしか思えなかったのです。
何しろ、野球の試合中に、目にボールが当たったわけでもなく、たかだか魔球1つを一打席で攻略するために眼力を集中させたら、ドラマ版サイコメトラーEIJI並の血管が眼の周りに浮き出て、確かに攻略、その後「お主…光が見えぬのか?」といった具合で選手が失明するという、正にアストロ球団ばりに命を懸けた漢の戦が繰り広げられていたら、それはもう正気を疑いたくなっても不自然ではないでしょう。*1
僕が学生の頃だったら絶対にコバ香具師とゲラゲラ笑い転げていたに違いないのに、不幸にも読んでいたのが会社の昼休み中だったので、どうして良いかわからずにしばらく呆然とするのみでした。


とにかく、最近のミスフルはこういった展開が本当に多くて、思わず今後を妄想せずにはいられないので、いくつか書き出してみました。こういう遊び方以外に、このマンガの楽しみ方ってあるのかしらん。

牛尾先輩が相手チームの魔球を打った瞬間、ボールが大爆発。
煙が晴れると、そこには瞳孔の開いた牛尾先輩が……


♪オ ト ワ ラヴィ〜〜〜

テイクなんたらスピードを更に鍛えた兎の人。
最後の力を振り絞って加速、音速の壁にあたりながらヘッドスライディング。


得点後、王大人監督により死亡確認。


次の試合では、ここぞというピンチで代走復活。
「い、生きていたのか兎丸!」

勝戦9回裏、犬飼キュンの命を賭した一投。
あまりの球威の重さに、ボールの周囲がブラックホールと化す。
「犬飼クン…君の最期のボール、しかと受け止めます」


「辰羅川は………こなみじんに なって 死んだ」
バァァーーーン


(勿論燃え尽きている犬飼キュン)


ちなみに僕は、アストロ球団は未読なので、上記に既に使われたネタがあっても知りません。
あと、蛇神先輩は次の試合以降、盲目のバッターとして活躍します。眼に見える球の変化に惑わされないとか、よく解らない理屈をこねながら。

*1:この説明だけでも、「失明」以外のツッコミどころが山のようにある気がする。