ハリー・ポッターとアズカバンの囚人
- 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
- 発売日: 2006/04/14
- メディア: DVD
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この映画(原作の小説もだけど)は、毎度手を変え品を変え、色々なファンタジー世界を観ている人も一緒に体験できる気分になれるのが素晴らしいです。今作も『夜の騎士バス』や『ヒッポグリフ』に乗るシーンはネバーエンディングストーリーを彷彿とさせるようなワクワク感を得ることができました。
ストーリーについては、前作、前々作はそれほど感じることのなかった「展開の早さ」が強くなってしまったのが少し残念でした。「あ、ここら辺のエピソードは端折られちゃったかな」というのが観ていて分かってしまうくらい、次々とストーリーが進んでいってしまいます。原作が段々長くなっていくので仕方ないかもしれませんが…。
それでも、映画観た後に原作知っている人から解説を受けないとスッキリしないエピソードがあったりするのは酷い。
京極堂シリーズの課題にもなりそう。
あと、これはどのサイトでも散々言われているのだろうけど、出演してる人達が成長しすぎてしまって違和感ありまくり。
ハリーやロンは普通の青年になってしまったし、ハーマイオニーは、大人が「ハーマイオニーは可愛いね」と言っただけで犯罪者扱いされてしまいそうなお子様オーラが抜け去って、普通のキレイなおねいさんになっていました。
これで7作目まではどう考えても続けられないだろうなぁ。校長先生の役者さんは死んでしまったし。
とりあえず、文句の方を多く書いてしまいましたが、1,2作目を観ている人は確実に楽しめるとは思います。2時間半があっという間。
って、わざわざ僕がこんなことを書かなくても1,2作目を観ている人は今作も観るのだろうけど。