僕の小規模な生活/福満しげゆき

僕の小規模な生活(3) (KCデラックス モーニング)

僕の小規模な生活(3) (KCデラックス モーニング)

3巻。表紙のイメージがなんか違うと思ったら、この巻の表紙はちゃんとカラーだ!


相変わらず福満先生がダメすぎて、しかも思考パターンが僕に似てて「死にたい……!」とか思っていたら、後半は意外な展開!しかも良い方向に意外。
あとがきにも書かれているけど、このマンガの最初で最後の山場かもしれません。そう思えるくらい盛り上がってた。
最後の4話くらいは、本人達は本当に必死だったし、僕も同じ立場だったら同じようにうろたえただろうけど、それでもあまりに必死な描き方だったから思わず笑ってしまいました。77話の1コマ目とか、虎眼先生だし!シグルイかよ!
ともあれ、とても楽しめました。この語は「ほのぼのファミリーマンガ」になっていくのかなぁ。いや、福満先生に限ってそんなことはあるまい…!


あと、この巻で初めて使われた「ファファ〜ン」の擬音がとても好き。こういう気分になることって確かにありますよね。ファファ〜ン。
あとあと、『東村山あたりの夕日』はダメだった。せっかくのメジャー誌掲載なのに…。