ゼルダの伝説 夢幻の砂時計出版社/メーカー: 任天堂発売日: 2007/06/23メディア: Video Game購入: 3人 クリック: 233回この商品を含むブログ (418件) を見る

発表されたときからずっと心待ちにしていたゼルダ新作。
NINTENDO DSの良い部分を発揮し尽くした神ゲー


十字キーで操作するアクションは一切無し(十字キーはメニュー画面のショートカットにのみ使用)で、基本はすべてタッチペン操作。移動もアクションもアイテム使用も全部タッチペン。
最初は「なんて操作しにくい('A`)」と思っていたのだけど、慣れてしまえば全然問題なし。…と思いきや、画面端で細かい動作をする「前転」動作だけは、液晶の保護シートの端に引っかかってしまってクリアする頃でも思うように出すことができなかった。この時はばかりは保護シートをキレイに貼れない不器用な自分を恨んだ。
あと、何故かタッチペン操作で妙に肩に力が入ってしまうこのオジサンは、このゲームをプレイした後は必ず肩凝りが酷くなっていたので若い世代向けのゲームなんだな、と思いました。


風のタクト』で「ダルすぎる」と不評だった船の移動は概ね問題なく楽しめるようになっていたのはGood。
DSの容量の都合でマップがそれほど広くなくなったのが功を奏した感もありますが、「地図にない島を見つける」などの冒険要素もあったりして、最後までワクワクしながら海を隅々まで航海することができたのであります(それでもジョリーンや海賊船はちょっとウザかった)。


「何度も同じマップを潜らなきゃいけない」ということで不評な海王の神殿も、前のダンジョンで新しくゲットしたアイテムを使えばとんでもないショートカットが使えたりするというお楽しみ兼やり込み要素でとりあえずそれほどダルくはなかったと僕自身は感じたものの、やっぱりこれは人によっては面倒だよなぁ…。何度もつまずくと「俺はメタルギアソリッドじゃなくてゼルダをやりたいんだよ!」と心の中で叫びたくなったりします。


と、不満点もそこそこあるものの、全体を通して見れば『トワイライトプリンセス』に見劣りしない作品であったのは確か。
新しいアイテムを手に入れたときの「これがあれば○○にあったあの障害物を壊せるんじゃ!?」というワクワク感や、ダンジョンの謎解き(今回はライトユーザ向けなのかかなり簡単ではあった)や、何より「冒険している」感が素晴らしすぎて、しばらくDSでこれを超えるゲームは出ないんじゃないかと思った。


以上、任天堂信者のチラシの裏