はてなの新サービス『Rimo』を試してみました

さてさて、『Rimo』概要についてはキーワードリンクから見ていただくとして、簡単に雑感。
勿論、プラットフォームはWii。せっかく買ったのだからこういう時に使わなくてどうする!と言わんばかりに迷わずWiiを起動しました。

URL

とりあえず、覚えやすい&短くて良いです。
WiiインターネットチャンネルのURL入力インタフェースは当然のことながら使いにくい(ポインタがブレてまともに文字入力できない)ので、短いのは非常に嬉しいです。

画像

PCディスプレイのサイズで見ても荒い動画が、それなりに大きいTVに写されて大丈夫なのかと心配していたのだけど、思ったよりも気にならない。というか、コンセプトが「真剣にじっくり観る」ではなく「ダラ観」なので、流しっぱなしにして気が向いたときに目を向ける程度の使い方なら画質第一にはならないってことですね。
ただ、ムービー再生中にロードが追いつかず再生が止まるのは気になります。画質とかそれ以前の問題。ストリーミング放送の意味ないとか言われそうだけど、最初のロード時間が多少長くても良いので、もう少しちゃんとバッファリングの状態を監視してほしいなぁ。と言ってもYouTubeAPI上仕方ないのかもしれないけど。

音声

これはもう少しどうにかしてほしかった。流れるムービーによって全然音量が違うので、聞こえない場合や大きすぎる場合はいちいちリモコン操作しなきゃいけない。これは「ダラ観」のコンセプトに反するので何とかならないものか。これもAPI仕様上無理なのだろうけど、音量を均一にする方法とかないものか。

導入

根本的な発想を覆すことになってしまうのだけど、据え置き型ゲーム機情報家電として扱うのはやっぱり敷居が高いです。だって、真っ白な状態のWiiを買ってきてRimoを楽しもうとしたらWiiショッピングからインターネットチャンネルを購入しなくちゃいけなくて、通常ユーザはそもそも「インターネットチャンネルって何?」な状態から始まるので、なかなか導入できないと思う。(実際、僕もWii起動してからRimoにアクセスしようとして何から始めれば良いのかサッパリわからなくて「???」な状態になって諦めかけたし。ヌル過ぎる。)

総評

発想はとても良いです。自動再生されるムービーがJ-POPのPVばっかりでどう考えてもJASRACが黙っていない雰囲気がプンプン臭ってきますが、それはこの際置いておいて。日曜の午後とか、TV番組がサッパリ面白くない時間帯なんかは、Rimoでムービー垂れ流しにして別作業とか、とても良さそう。
ただ、画質・音声の項に書いたような不満点もあって、これを許容できるかできないかで評価が分かれると思います。
まだまだ荒削りだけど、個人的にはとても応援したいサービス。頑張れRimo