ペーパーマリオRPG出版社/メーカー: 任天堂発売日: 2004/07/22メディア: Video Game購入: 4人 クリック: 168回この商品を含むブログ (52件) を見る

発売日の週に買って、ようやくクリアしました。長かったー。
僕はかなりゆっくりやっていた方だと思うのだけど、エンディングまで30時間以上かかりました。もしかして、最近のRPGって普通にこれくらいかかるものなのでしょうか?


グラフィックは大きく変われど、システムの根本的な部分は、SFCのマリオRPGを踏襲する形になっています。RPGなのだけれど、戦闘のアクション要素が非常に強くて、フィールド画面でも仲間キャラやペーパー機能を駆使したパズル系アクションが盛りだくさんです。ただ、戦闘のアクション要素が強すぎて、片手間にレベル上げとかができないのがちょっと難点。ずっと集中してると、連打やらタイミング打ちやらするので、やたら疲れます。
グラフィックについては、ちょっと3Dが多すぎる気もしますが、ちゃんと「ペーパー」していて良いです。紙芝居というよりも、前述のフィールド画面のアクションなどの要素がなかなかなので、どちらかと言うと、飛び出す絵本系の楽しさがあります。


ストーリーについては、すごくベタベタで、一昔前の少年漫画のようなノリです。
全8ステージで1本の長編になっているのですが、各ステージごとに、ショートストーリーのようなものがあって、その中でマリオ・ピーチ姫・クッパ・悪の軍団メガバッテン(今作はクッパ軍団が敵ではない)の群像劇風の構成になっています。最近流行っているのかな、群像劇。
ラストはFFのような、なんとなく壮大な感じで、あまりマリオっぽくないのが笑えました。FFというか、「みんな、オラに元気を分けてくれ!」というか。


まあとりあえず、いい年齢したオッサンがそれなりに楽しめる出来ではありました。