ういうい・days 1 (バンブー・コミックス)作者: 犬上すくね出版社/メーカー: 竹書房発売日: 2004/04/07メディア: コミック購入: 2人クリック: 23回この商品を含むブログ (70件) を見る

本誌がまんがライフオリジナルで、割とマイノリティなので(とか書くと怒る方もいそうですが)、なかなか見つからず、大型書店まで足を伸ばしてようやく購入。
紙質が微妙に安っぽくて、ちょっと乱暴に扱ってしまうとすぐに糊が痛みそう。

内容については、タイトルからの想像通りで、言わずもがなの犬上節。
『ラバーズ7』の2巻の感想(2004/3/19)にも書いたけど、この人のマンガは「このシチュエーションが描きたい」が最初にあって、それから話を構成するので、1話完結の『ういうい〜』については、文句無しに全力の萌えが詰め込まれています。
『ラバーズ7』と比べると、キャラもしっかり立っていて、1話のページ数が少なくて少し物足りなくても、それなりに楽しむことはできます。載っている雑誌の違いか、他の作品と比べると割と表現とかはソフト。
でも、スク水とか一回り以上年上の彼氏とか、相変わらずマニアックな部分は突いているんだよなぁ。僕にはそういう趣味思考がないので、ほぼノーダメージだったのですが、人によっては激烈に悶えていそう。

オマケマンガのゲストが後藤羽矢子と私屋カヲルって、微妙に豪華。
私屋版のこの作品はちょっと読んでみたい。
あと、この人の後書きは相変わらず面白い。桜玉吉風のエッセイとか出ないかな(出るワケがない)。