ラバーズ7 02―伊勢佐木真剣卓球師外伝 (サンデーGXコミックス)作者: 犬上すくね出版社/メーカー: 小学館発売日: 2004/03/19メディア: コミック購入: 1人 クリック: 4回この商品を含むブログ (32件) を見る

巻末オマケで作者が自己ツッコミしているけど、ホントに卓球やってない。オマケ読まないと「あ、そういえばサブタイトルに『卓球』の文字列」入ってるんだ」って思い出せないくらい卓球やってないです。
で、サブタイトルを無視して何をしている巻かというと、相変わらずこの人は好き放題やっています。


犬上先生はシチュエーションからマンガを起こすタイプのようでして、そのため要所要所ではものすごい萌え力を発揮するのですが、いかんせんシチュエーション優先で話を構成するために、そこまでの繋ぎが妙に適当になってしまって、全体的にダラけた感じがするのだと思います。
ただし、作者と同じ種類の病気を持った人にとっては、繋ぎの部分は「待て!」を言いつけられた犬の様に待つ(または小ネタを拾う)という楽しみ方を身に着けているため、作者の意図していたシーンまでを楽しむことができ、いざそのシーンが始まると萌え狂―――うーん、割とどうでもいい話だ。


とりあえず、↑の人みたいなちょっと病気な人ではないと全体を堪能することができないので、カタギの人にはとてもオススメしにくいマンガなんだよなぁ。